令和3年3月の運行管理者(貨物)試験に続いて、令和4年8月運行管理者(旅客)の試験を受けました。いまは完全にCBT試験へ移行しています。貨物を受けたときが最後の紙で受けられる試験でした。
CBT試験とは会場のPCで回答する試験です。PCルームに物を持ち込むことはできず、代わりにA4のメモ用紙1枚とシャーペンを支給してくれます。
CBT試験自体は2回目で、操作には何も感じませんでした。前回はなにもストレスを感じなかったけれど、今回は意外なところで少々ストレスを感じました。
CBT試験のココをどうにかして欲しい。
今回の会場のPCはワイドモニターでした。そのため視線を動かさないと設問全体を視界に入れることができませんでした。些細なことですが、引っかけ文のある試験でこれはちょっと戴けない。
また問題文がモニターに表示されるだけなので問題文にチェックを入れることができないため、回答後の見直しに苦慮しました。
正しいものを回答するのか誤りを回答するのか、設問のどこを根拠に誤りとしたのか、これらを一切メモできないので解答肢を選ぶときや見直し作業はかなり効率が悪いです。
試験後に問題を持ち帰れないため、自己採点ができないこともモヤモヤします。今回は苦手なところが結構出題されたので、間違え箇所は多いかもしれません。試験後に正解が分かっても結果を変えることはできないことは分かっているけれどスッキリさせてくれません。
やっぱり運行管理者試験は難しい
運行管理者試験の難しさは1問当たりを完答しなければ正解扱いにされないことにあると思っています。2つ選ぶところの1つはわかっていても、もう片方が間違っていると正解にならないからです。
貨物のときもそうでしたが、細かいところや曖昧なところを出題されたので、得点源となる運送事業法で自信をもって正解と言える設問が少ないのが気になります。弱点の道路交通法は安定して取れたと思っています。
勉強中では合格ラインに到達していましたが本試験の自己採点はできないので9月21日の合格発表を待つばかりになります。
さて、運行管理者試験の合格率は30%前半を推移していますが、きちんと勉強すれば50%ぐらいまで跳ね上がるのではないかと感じています。会社に言われて嫌々受けている受験者さんが合格率を下げている…というのは他の資格試験でも見られます。
過去問の量を解けば暗記勝負なところがあるので、このあたりは試験慣れとかが関係してくるかもしれません。
令和4年9月21日追記
本日は令和4年第1回運行管理者試験の合格発表日でした。おかげさまで試験に合格していました。
これで貨物・旅客の両方の運行管理者資格者証を持つことができます。もっとも、実務経験がないわけですがそれでも少しは運送業について知ることに近づけたのではないかと思っています。
弊所では運行管理者試験サポートも承っています。
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